在学生インタビュー

文学部 英語文化学科 4年 S.Mさん 

英語文化学科を選んだ決め手は?

高校生の時に経験したホームステイがきっかけで、英語を使った仕事に就きたいという夢を持っていました。そのため、「使える英語」を学ぶことができる藤女子大学英語文化学科を選びました。

実践的な英語を学ぶことができるということ以外に、藤女子大学には2つの点で魅力を感じました。1つ目は、少人数制の授業です。英語の学科基礎科目を含め、様々な授業が少人数で行われるため、先生方が一人ひとりの学生に細かく目を配ってくださる点に惹かれました。2つ目は、多彩な留学プログラムがあることです。私は英語力を高めたいという理由から、英語を使って何かを学ぶことに挑戦したいという目標を持っていました。そのため、留学先の国や期間など様々な種類の留学制度が整っている点にも強く魅力を感じました。

現在、どのようなことを学んでいますか?

私は「言語?コミュニケーション専修」を選択し、言語学の中の統語論という分野を学んでいます。

具体的には、文の構造を研究する分野のことで、ゼミでは英語と日本語の文構造の比較を行っています。この分野に興味を持ったきっかけは、自身の英語学習の経験です。私は英語学習の中で特に文法が苦手だったので、英語と日本語の文法的な違いはそれぞれどのような規則が働いていることにより生じているのかという点について知りたいと思いました。

このゼミで学んだことを活かして、現在は「アイヌ語の文法規則」をテーマに卒業論文の執筆に励んでいます。

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ネイティブ?スピーカーの教員による英語の授業の感想は?
また、英語文化学科ならではのおすすめの授業は?

英語ネイティブ?スピーカーの先生による授業は、自身の英語力向上にとてもつながったと感じています。少人数の授業のため、一人ひとりの学生に発言の機会が多くあります。また、私たちの英語が完璧でなくても、否定せずに丁寧に分かりやすく指導してくださるので、間違いを恐れずに積極的に意見を伝える姿勢も養うことができたと感じています。

特におすすめの授業は、ネイティブ?スピーカーの先生から英語で専門的な内容を学ぶことができる「国際教養講義」です。例えば、私が受講した「国際教養講義C」では、Interpersonal Communication(対人コミュニケーション)を学びました。英語で何かを学ぶ経験は一つの挑戦で簡単なことではありませんが、この授業を通してたくさんの学びがありました。私はオーストラリアで1年間の学部留学に参加しましたが、この授業で学んだおかげで、現地の英語での授業にも比較的早めに慣れることができました。

大学生活で一番成長したと感じることや、入学前後でのご自身の変化は?

能動的に行動できるようになったことです。学生生活やアルバイト、友人との関わりを通して、目標を立てて能動的に行動することの大切さを学びました。

例えば、学部留学の応募の際には、IELTSと呼ばれる英語試験のスコアが必要でした。そのために、自分でネイティブ?スピーカーの先生にお願いして、対策を手伝っていただきました。また、グローバル教育センターやキャリア支援課にも積極的に足を運び、就職活動や卒業後の進路を考える上でスタッフの方々に何度も相談に乗っていただきました。

藤女子大学は小規模の大学だからこそ、自ら行動することで様々なことに挑戦できる機会に溢れています。また、先生方とも距離が近いため、一人ひとりの学生を気にかけてくださり、質問がしやすく、助けを求めやすい環境であることも大きな魅力だと感じています。

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あなたが考える英語文化学科の魅力は?

実用的な英語力を高めることができる点と、同じ目標や関心を持った友人と切磋琢磨することができる点だと思います。

英語力に関しては、ネイティブ?スピーカーの先生による少人数の授業が英語力の向上に大きく繋がったと感じています。実際に留学してみて、ネイティブ?スピーカーの先生方の英語に触れる機会が日常的にあったことのありがたみを痛感しました。また、文法や語彙の授業だけでなく、「Discussion&Presentation」や「国際教養講義」などの授業を通して、実際に英語を使って学びを深めることができる点も大きな魅力だと感じています。

少人数の授業のおかげでクラスメイトとの距離も近く、頑張っている友人から活力を得ながら学びを深めることもできました。就職活動においても、目指す業界が同じかどうかに関わらず、お互いを尊重しながら応援し合う友人に出会うことができて、心から英語文化学科に入学して良かったと感じています。

将来の夢や今後の目標を教えてください

大学卒業までに、TOEIC900点の獲得を目指しています。今まで学んできたことを活かしながら、現状に満足せず、目標の点数に向けて努力を重ねていきたいです。

大学卒業後の明確な目標はまだ決まっていませんが、手話や英語以外の外国語、日本国外でキャリアを積むことなどにも関心があるので、より学びを深めていきたいと考えています。

大学生活を通して学んだように、常に目標と向上心を大切にし、これからも学ぶ姿勢を忘れずに過ごしていきたいです。

受験生の皆さんにメッセージをお願いします

今は受験勉強などで大変なことも多いと思いますが、それを乗り越えたら素敵な友人との出会いや多くの学びの機会、アルバイトなどのたくさんの経験ができる学生生活が待っています。色々な大学を見ていただき、ご縁がありましたら藤女子大学の英語文化学科で皆さんが充実した大学生活を送れますように、私も応援しています。頑張ってください!

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(学年、掲載内容等は2024年8月取材当時)