英語文化学科を選んだ一番の決め手は、ネイティブ?スピーカーの先生方による少人数制の授業が受けられるというところです。
高校生の時、英語の先生の影響で英語学習の楽しさを知り、オーストラリアへの短期留学を経て、より一層英語に興味を持つようになりました。受験時には将来就きたい職業などが決まっていなかったため、その当時最も興味を持っていた英語を学ぶことができる英語文化学科を選びました。
特に、藤女子大学の英語文化学科は少人数制の授業が多く、先生やクラスメイトとのコミュニケーションを通じて自分の力を向上させることができることも魅力であると感じました。また、高校在学中に訪れたオープンキャンパスで感じた雰囲気の良さも決め手の一つでした。
私は「言語?コミュニケーション専修」を選択し学習を進めています。1年生の時から英語はもちろん、言語そのものに興味を持っていたため、言語学を学ぶことができるこの専修を選択しました。現在は言語学や役割語を学ぶゼミに所属しており、言語学の分野の一つである音象徴(※)の学習に取り組んでいます。
世の中には様々な言語が存在しており、私たちが話す日本語も学んでいる英語もその一つです。日本語話者である私は、普段生活している上では日本語についてじっくり考えることはありません。しかし、日本語についても構造や仕組みを学習することで日本語という言語の奥深さを知ることができます。普段何気なく使用している言語というものが、そもそもどういったものなのか見つめ直すことができる点が魅力的であると感じます。
※音象徴…ある特定の音や音が連続する際に、聞き手に特定の意味を連想させる現象のこと。
ネイティブ?スピーカーの先生による授業は、楽しみながら学ぶことができます。少人数制の授業なので、発言することが恥ずかしいというような雰囲気もなく、皆が積極的に自分の意見を述べることができる環境です。そういった環境の中で学んでいると、スキルの向上にも繋がるように感じます。先生方もとても丁寧に教えてくださいますし、意見を肯定的に捉えてくださるので明るい気持ちで学習に取り組むことができます。
おすすめの授業は、現在所属しているゼミにも関わるのですが「言語学概論」です。言語学の入門の部分から学んでいくため、基礎的なことから理解を深めることができます。私はもともと言語そのものに興味があったため、この授業を選択しました。
大学入学以降、広い視野で物事を見ることができるようになったと感じます。高校生まではどちらかというと受け身の姿勢で学習を進めてしまっていました。しかし、大学では学びの分野も広がり、同級生や友人たちと学習に取り組む中で意見交換を行う場面も増え、様々な角度から意見を得ることができるようになったと思います。
また、アルバイトや就職活動で様々な人と関わることによって、高校生の時よりも広い視野で物事を捉えられるようになりました。周囲の方々がいたからこそ、積極的に学び色々な人と関わり、広い視野を持てるようになったことが一番の成長であると感じます。
ネイティブ?スピーカーの先生方による授業を受けられることが1番の魅力であると感じます。入学直後から少人数制で行われる「Oral 汇丰彩票平台,汇丰娱乐」や、2年生以降に受講する「国際教養講義」などでは、英語を手段として会話をしたり他の分野の学習に取り組んだりすることができます。
また、少人数制の授業が多いので、先生方や同級生との距離が近いことも魅力の一つだと思います。授業ではペアワークやグループワークがあるため、会話を通じて楽しく学習することができます。
また、英語に関心がある学生が多いので、一緒に取り組むとモチベーションを保ちながらスキルを高めることができます。
まだ明確な目標はありませんが、卒業して就職してからも学び続けたいと考えています。英語はもちろん、言語学習に限らず、自分がその時に興味を持ったことを学んでいきたいです。
中高生の頃は、その時に学習したことが将来何に役立つのか想像することが難しかったことを覚えています。しかし、大学生になってから過去の学びが自分の中に蓄積していることを感じ、知識は自分を裏切らないことを実感しています。今まで学びの環境を提供してくれた家族や周囲の方々への感謝を忘れずに、これからも学び続けられる人でありたいと思います。
今は先が見えずに辛いことも多いと思いますが、受験が終われば楽しい大学生活が待っています。今学習していることは、必ず大学の学習にも役立ちます。今しか出来ないことやご友人との時間を大切にしながら、残りの高校生活を楽しんでください!応援しています!
(学年、掲載内容等は2023年11月取材当時)