日本語教員養成課程を受講している学生たちが、ボランティアで週1?2回90分の日本語の授業を受け持ち、初級レベルの日本語学習者に指導を行っています。

日本語教員養成課程を受講し、日本語教育実習（実際に教壇に立って日本語を教える授業）を終えた学生たちを中心に、札幌教区カトリックセンター内で行われている「うぇるかむはうす日本語教室」で日本語の授業を受け持っています。1人で90分の授業を担当し、2?4名の外国人に日本語を教えています。指導内容や方法については担当教員と話し合いながら、準備を進めています。毎週授業準備を行うのは大変そうですが、国籍も職業も立場も異なる様々な外国人と出会い、その外国人の日本語学習を支援していくことは、日本語の教え方を身につける以外にも、様々な気づきや学びを得られる貴重な機会になっているようです。

日本語教員養成課程では、日本語を教えるために必要な知識を身につけるだけではなく、やはり実際に日本語を教える経験、外国人を支援する経験を多く持つことが重要だと考えています。今後も様々な形で日本語学習者の支援に関わっていく機会を提供できたらと思っています。