2024年4月2日に入学式が挙行され、文化総合学科では、第25期生として新入生83名を迎えることができました。
入学式に先立って学科ごとのガイダンスがあり、学科主任の渡邉浩教授があいさつを行い、学科専任教職員を紹介しました。なお、第25期生の学年担任はこの文章を書いている勝西良典です。
入学式を含めて7日間はオリエンテーションが続きました。4月3日に英語のプレイスメントテストを受け、4日には朝から90分3コマ連続で履修登録(要は時間割)の説明を聞き続けるなど、いきなり大学の洗礼を受けましたが、みなさん何とか乗り切ってくれたように思います。
本年度のオリエンテーションから大きく変えたことが2つあります。ひとつは、学科主催のすべてのプログラムで、全員が黒板に向かって座るスクール形式をやめて、グループごとに話しやすい席にしたことです。もうひとつは、後半のプログラムから在学生の有志にも参加していただいたことです。伝えたいメッセージは、学生はお客さんではなく、一緒に大学をつくっていく仲間だ、ということです。
こうした効果もあってか、本年度の新入生は早くから先輩も含めてLINEなどでつながって、「藤」の一体感が育ち始めているように感じています。(最終日のガイダンスでは机とイスの移動を新入生にも手伝ってもらうというブラックな学科であることは内緒です。笑)
そんな中、4月5日には1階の食堂で新入生歓迎会を行いました。もちろんのこと、在学生有志にも加わっていただきました。温かい食事のもぐもぐタイム、ゲーム要素を加えた熱気あふれる連続自己紹介、サークル活動を含む多彩な活動の紹介の三部構成で、こちらの用意した企画が終わった後も、できあがった温かい雰囲気をいとおしむように多くの新入生がたわいもない会話を楽しんでいたのが印象的でした。
そしていよいよ4月12日から授業が始まりました。戸惑いと刺激と疲労感の入り交じったこの時期ならではの情緒を存分に味わいながら、GW後も自分のペースで歩んで行ってほしいと、初老の担任は願っております。
昨年度より、本学でもアカデミックアドバイザーを配置し、学生生活をよりきめ細かくサポートする体制を整えました。第25期生83名に対してアカデミックアドバイザー10名ですので、ひとりの教員が8名前後の学生を見守ることになります。この体制が学生の安全?安心につながり、学生を送り出してくださった方々にご納得いただけるものとなることを目指しております。
文化総合学科での学びを通して、新入生の皆さんが知的にそして人格的に大きく成長し、入学式での渡邉賴純学長の言葉をお借りするなら、「まず自分を愛し、そして同じように隣人を、他者を、さらに動植物や自然環境を愛」する人となられますことを、教職員ならびに在学生一同心から願っています。
1年アカデミックアドバイザー(五十音順)
石井佑可子、伊藤明美、上原賢司、
大矢一人、勝西良典、平井上総、平井孝典、
松村良祐、松本あづさ、眞鶴俊喜
(文責:1年担任:勝西良典)