福祉科教育法Ⅱ(3年生?後期開講)の授業では、2023年11月15日(水)に本学を卒業された居内映莉子先生(北海道石狩翔陽高等学校教諭)をゲストスピーカーとしてお招きしました。
居内先生は、高等学校福祉科のうち介護福祉士を養成する「福祉系高校」と総合学科福祉コースの両方をご経験されていることから、高等学校福祉科教員としての仕事の実際について詳細をお話しいただきました。
さらに、教材研究の重要性や教員を目指すうえでの心構えなど、大変貴重なお話を聞くことができました。
また、これに先立ち、福祉科教育法Ⅰ(3年生?前期開講)では、2023年 9月 14日(木)に北海道石狩翔陽高等学校へ授業見学に行ってまいりました。
1,2時間目は居内映莉子先生ご担当の「社会福祉基礎」を、3時間目は佐藤由香里先生ご担当の「介護実践Ⅱ」、5時間目は宮澤明美先生ご担当の「健康福祉実践」、6時間目は外部講師の先生ご担当の「手話言語」の授業を見学させていただき、また、4時間目は福祉を学ぶ高校生(2年生、3年生)との交流の時間も設けていただきました。
教員の皆様の生徒への丁寧に指導されている様子や、生徒の皆さんが目標に向かって一生懸命に学ぶ姿を拝見し、本学の学生も多くの学びがあったようです。
また、教員の皆さんのチームワークの良さを目の当たりにし、教員として働くことへの魅力を強く感じたようです。
以下、参加した学生からの感想です。
「高校を訪問させていただいて、私自身初めての福祉科教育の現場を見せていただきました。授業見学や生徒たちとの合流の中で、自分自身の今後の学習課題を見つけることができ、教育現場で働きたいと強く感じる時間になりました。また、居内先生のお話を聞くことで、福祉科の学校の授業や実習指導の実際を知ることができました。教材研究の重要性や授業展開など様々な方法があることがわかったので、積極的に色々な方法にチャレンジしようと思いました。」
このような貴重な機会を頂き、石狩翔陽高校教職員の皆様へ心より感謝申し上げます。
(人間生活学科准教授 加藤 聖子)