本学国文学科の卒業生で、少女小説家として活躍された氷室冴子さん。
残念ながら2008年に若くしてお亡くなりになりましたが、その功績を称えた「氷室冴子青春文学賞」が創設され、氷室さんのご出身である岩見沢市では授賞式がおこなわれています。
今回藤女子大学には、文学賞の審査委員長?久美沙織先生、2021年に本屋大賞を受賞された町田そのこ先生をはじめ、歴代受賞者?運営者など、そうそうたるメンバーの皆さまがお見えになりました。
氷室さんがご在学されていた当時とは校舎の様子は違えど、出身大学としての資料、作品の舞台としての寄宿舎の資料など、藤ならではの資料を集め、ご覧いただきました。
中でも、氷室さんと同時期に少女小説という分野を盛り上げられた久美先生が、入学式の集合写真の中から「この人!」と若き日の氷室さんをすぐに見つけられた時は大盛り上がり!
氷室さんの入学式、そして学位記授与式も執り行われたであろう講堂や、図書館もご見学いただきました。
折しも雪が降り、ご来学されるには大変な日でしたが、足を運んでくださいまして、誠にありがとうございました。