7月12日(水)、英語文化学科の岡本准教授と大桃准教授の演習の授業にアメリカの著名な詩人であるニール?ホール氏をお招きし、朗読会を開催しました。ホール氏をお招きするのはコロナ禍前の2019年以来4年ぶりであり、以前と変わらぬ力強い声で人種差別を批判する詩を朗読して頂きました。
朗読後は学生たちからの様々な質問に答えて頂き、黒人として直面してきた差別の経験について語って頂きました。
学生たちにとっては普段練習している英語を使って、多くのことを学ぶ貴重な機会となりました。
〈ニール?ホール氏 プロフィール〉
ホール氏はアメリカの名門大学、コーネル大学とハーバード大学を卒業し、詩人であると同時に眼科医でもあるという、非常にユニークなキャリアの持ち主です。国際的にも著名な詩人であり、アメリカだけでなくヨーロッパ、アフリカ、アジアの各国で朗読会を開催されてきました。ホール氏は現在までに Nigger for Life、Winter’s A’ Coming Still、Where Do I Sit、Door of No Return など数々の詩集を発表し、日本では大森一輝氏による翻訳『ただの黒人であることの重み:ニール?ホール詩集』が出版されています。