この授業は、北方圏の国の生活文化を学び、北海道の暮らしに生かそうという目的で、2020年度から開講した科目です。
2021年12月7日に、一般社団法人スウェーデン交流センターの職員である、山口ビクトル太平さんにゲスト講師をお願いいたしました。
ビクトルさんは、「スウェーデンの自然享受権」をテーマにお話しくださいました。
趣味として釣りをする際、小さな魚はリリースすることや魚の種類によっては釣り上げられる量が決められていること。スウェーデン北部の山岳地帯をハイキングする際は、決められたパス以外の道は歩かないこと、などスウェーデンにおける自然に対する権利と義務、それを学校教育で教えられることなどをお話しくださいました。
受講生からは「環境を守る態度が素晴らしい」「スライドの写真がきれい」などの声が寄せられました。後半はアドベントとクリスマスの様子が語られ、グロッギやサフランパンの作り方の動画を見せていただきレシピをいただき、心和むひとときでした。
ビクトルさん、ありがとうございました。北国の生活文化を学ぶため、多様な機会を作っていきたいと考えています。 (担当?木脇)