■7月は大学のイベントが盛りだくさんでした。
17日には未来共創フォーラム2021「フェアトレードと私たちのこれから」,
24日には「夏のオープンキャンパス」が開催されました。
この二つのイベントに登壇した食物栄養学科の奥村先生は,
長年,北インドの農村部で妊産婦と子どもの栄養改善に従事しています。
イベントでは,インドの乳幼児死亡率(5歳までに亡くなる子供の割合)が高い地域である現状,
乳幼児の死亡の45%は栄養状態が関係していることなどのお話がありました。
妊産婦や乳幼児の栄養改善と死亡率の低下は,SDGsの目標2「飢餓をゼロに」と
目標3.「すべての人に健康と福祉を」の中での目標として掲げられています。
正しい食と栄養,健康の知識の普及がカギです。
インドで行っているプロジェクトでは,住民ボランティアがその役割を担っているそうです。
「食と栄養,健康」の知識は,
日本だけでなく,人が生活を営む場所であれば
世界のどこででも共通する知識であることを改めて思いました。
夏のオープンキャンパスの様子はこちらから(本学Instagram)